みなさんは、日本人はA型が多いということをご存知でしょうか?
日本は古来から農耕民族として社会を築いてきました。「農耕民族としての性格を持つ日本人」つまり日本人の性格を考えるときに、実はA型を基本として考えているのです。
農耕民族と遊牧民族
日本人のA型は全体のおよそ40%で多数派を形成しています。A型は農耕民族を先祖に持ち、まず足並みをそろえることを感じと考える傾向があります。
対して、B型の先祖ともいえる遊牧民族も生活は団体行動ですが、その仕事は一人ひとりの観察と経験による判断に任せるところが大きいのです。次の牧草地へ移動計画はありますが、その先に行ってみなければわからないことばかりです。
それゆえ、自負心の強さ、臨機応変さ、即決力という適性がB型には備わっているのです。悪天候や猛獣の襲撃、他民族との遭遇や争いなど突発的な危険も多い生活であったので、個人の瞬間的な判断と行動力が自分や仲間の集団を守ることにもつながったのです。
そんな状況で生活してきた遊牧民族の気質を受け継ぐB型は勇敢な行動をするタイプも多いのです。トラブルから逃げずに立ち向かう人、あるいは問題を解決するために時に強引に思えるような行動に出ることができる人が結構います。その姿勢は孤立無援の中でも自分の意見を貫き通すことにもつながるのです。
また、一か八かという勝負師的な発想もB型には多い傾向があります。そんな時B型の人はもちろん、勝利する姿を思い描いていることは言うまでもありません。
羊の群れの中のオオカミたち
ここで日本社会をちょっとしたたとえ話に置き換えてみましょう。
広々とした牧草地に放たれている羊の群れがいます。
彼らは牧草地から決して出ようとはしません。東に草が茂っているようであれば、みんなでそちらにいき草を食べ、西の池の水が飲みたくなればやはりみんなで足並みをそろえて水を飲みにいきます。楽しく仲良く一緒に暮らしていました。
さて、この羊たちの群れにオオカミの群れを入れてみたらどうなるでしょう?
オオカミたちは羊を捕まえようとしているわけではなく、むしろ一緒に仲良くしようと考えています。それでもオオカミたちはみんなそれぞれに好きなことをしています。
みんなが南に行くと言っても、自分が行きたいと思わなければ動きません。みんなが夜だからもう寝ようと言っても自分が眠くなければ眠りません。時には羊たちが絶対に出ようとしなかった牧草地の柵すら軽々と越えていってしまいます。
これは、オオカミたちからすればごく当たり前のことなのです。なぜ自分のを抑えてまでみんなと一緒のことをしなければならないの?自分が行きたい方向に進めばいいじゃない。
そんなオオカミを見ている羊たちは彼らの行動が不思議であり、うらやましくもあります。
「あんなふうに生きることができたら、どんなにいいだろう」しかし、彼らの習性からしてオオカミと同じように行動することはできません。うらやましい一方でみんな一緒に生きていかないことが不安で仕方ないからです。
そのうち羊の中の誰かが、こうささやくのです「オオカミたちは自己中なんだから仕方ないよ」もちろんここでいう羊は主流派のA型、O型で、オオカミがB型です。
遊牧民族型のB型の長所は、型にはまらないで自由にふるまえるところ。長所をとやかく言われても仕方がありません。そんなことを気にしていてはせっかくのB型の才能が埋もれてしまいます。「出る杭は打たれる」のですが「とことん突き出た杭」はもはや打たれないのです。
農耕民族の中で生きる遊牧民族、両方とも社会という大地のうえで生きるわけですが、B型の人はもちろんですあ、その他の血液型の人々も生き方や考え方の傾向は違うということを考えてみるの必要なことですね。
(占い師/摩弥)
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