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嫁姑と聞けば、いいイメージを持つ人は少ないですよね。
そこには、誰にも解消することのできない確執が存在します。

 

「お姑さんと仲良くやっている友人もいるのに!」
と悩みながら、嫁姑バトルのために最後には離婚にまで発展してしまった経験をもつNさんのエピソードをご紹介します。

 

あなたは嫁姑の本質に気づくでしょうか?

 

 

結婚当時。義実家との関係は?

 

27歳のとき、一つ年上の夫と結婚しました。
 
田舎の生まれの私は都内の小さなマンションで一人暮らしをしていましたが、生まれも育ちも東京の夫は、ずっと実家暮らし。
 
彼のプロポーズを受けてから「新居はどこにしようか」と不動産サイトを渡り歩くのが楽しみになっていたことを覚えています。
 
プロポーズから2ヶ月が経ち、お互いの両親へあいさつに行くことになりました。
訪問自体は順調にこなし、悪くない雰囲気だったのですが、彼のご実家へのあいさつ後
 
「親が、部屋は余ってるしウチに住んだら? って言ってる」
と彼に言われたのです。
 
とりあえずやんわりと断り、彼との新居探しを急ぐことに決めました。
 

愛の巣へお引越し……のタイミングでも姑登場

 

無事2人暮らし用の部屋を見つけ、いざ引っ越しというタイミングで、彼のお母さんが連絡をくれました。
 
「ずっと一緒に暮らしていた息子が突然いなくなって、寂しいわ。週末は会いに来てくれますよね?」
 
彼も「これくらいならいいだろ?」といった調子。
仕方がないので、2週に1回は予定を空けて義実家に行くようにしました。
 
そうして通ううちに慣れるだろう、と思ったのですが、それが大きな間違い。思わぬ事態に巻き込まれることに。
 
姑は専業主婦で、舅はこれまでずっと仕事人間でした。
 
しかし、私たちが月に2回ほど義実家に通い始めてすぐ、姑が腰をひどく痛めてしまったのです。
 
当然、家のことをやる人がいなくなり、舅はこの歳で家事を覚えようというつもりもないらしく。食事はデリバリーや作り置きをうまく利用してもらいつつ、掃除や洗濯は2週間分まとめて私がやる……という生活になってしまったのです。
 

事件発生! そのとき、姑の行動と嫁の心は

 

姑の
「ごめんなさいね、こんなことになってしまって。大変だから、家に寝泊まりしてもらってもいいのよ」
 
という言葉に悪気はなかったはずですが、もともとは他人だった息子の嫁にすべてをやらせることを当たり前のように考えているんだな、と落胆しました。
 
つまり、姑のケガが治れば一旦家事の負担からは解放されますが、介護となったら私が駆り出されるということだろう……と将来が見えてしまったのです。
 
そんなとき、私の父が病気で倒れました。
 
私は急いで実家へ帰りましたが、すぐ姑に呼び戻されます。
舅がシーツを汚してしまったから、洗ってほしいという連絡です。
 
どうせ2日後には帰る予定だったので放っておこうかと思っていたのですが、
「またおいで、それまで待ってるから」と言ってくれた父に感謝して東京へ。
 
ここから、私と義母の嫁姑バトルは始まりました。
 

バチバチ! 嫁姑バトルの結末やいかに?

 

優しいお父さまの言葉ですら寂しく感じたことでしょう。
Nさんは涙をのんで東京へ帰りますが……
 
このエピソードは、後編へ続きます!
後編は4月11日(日)20:30に公開予定!お楽しみに!

 
(廣瀬怜/ライター)
 
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