先日報じられたSNS上での誹謗中傷による悲しいニュースに、心を痛めた人は少なくないでしょう。
SNSの普及により便利になった部分は多いですが、匿名性がもたらす誹謗中傷についてのリスクも真剣に検討しなければいけません。
 
ただ、その前にSNSに悪口を書き込み人はどのような心理をしているのかを知っておく必要があります。
そこで心理カウンセラーの資格を持つ筆者が、SNSに悪口を書き込む心理を紹介しましょう。
 

 

自分の人生が上手くいっていない

 

憂さ晴らしのためにSNSに悪口を書く人は多くいます。
SNS上にはどうしてもキラキラした、いかにも人生が上手くいっているかのような投稿が目につきがち。
 
SNSを見てしまったために、惨めな気持ちになってしまい、他者に悪口をぶつけることで、「気分を紛らわせたい」「相手を貶めたい」という心理が働いています。
 

正義感が強い

 

悪口を書いている本人は「悪いことをしている」という意識がないどころか、「自分は正しいことをしている」と誤った正義感を振りかざしているケースも存在します。
 
例えば、芸能人が不倫をした際、当事者に悪口をぶつける人は「その芸能人のパートナーのためにやっている」という心理を有していることは珍しくありません。
 
そのため、「SNSに悪口を書くのは良くないよ」とたしなめても、「自分が正しいことをしているのになんでそんなこと言われなきゃいけないの?」という心理であるため、全く聞き入れてもらえないのです。
 

理想の押し付けが強い

 

理想が強すぎる点も悪口を書き込ませてしまう原因になります。応援している有名人が自分がもつ理想にそぐわない発言をした際、「ファンだったのにガッカリです」といった書き込みをする人はこの心理の典型。
 
この心理を抱えている人は、自分の理想を他人に押し付け、その理想から外れると「裏切られた」「そんな人だとは思わなかった」と勝手に逆上し、悪口を書き込み続けるのです。
 

多様性を受け入れられない

 

上記の心理と多少被りますが、自分と他人の違いを受けいられない人も、SNSで悪口を書き込みやすい心理傾向があります。
 
こういう心理の人は、非常に頭が固かく、自分と違う人を見ると「自分が間違っているみたいじゃないか!」と勝手に自分が傷つけられたと勘違いしやすく、「他人なんて放っておけばいいじゃん?」という考えが通じないのです。
 

まとめ

 

当然、SNSに悪口を書き込むことは禁止されるべき愚行です。
 
ただ、SNSをやっていなくても悪口を書き込まれることは決して珍しい事ではないので、「どういう人が」「どういう理由で」悪口を投稿しているのかを知っておくと、 自分が被害者になった時に冷静さを保つことができるため覚えておきましょう。
 
(高萩陽平/ライター)
 
Photo by .Timothy Dykes
 
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