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尽くすタイプの女性は重く、「これだけしたんだからお返しして」という見返りを求めたがるといいます。
ハイ、私こそが典型的な勘違い尽くし女です、沙木貴咲です。

 

ただ、尽くしすぎれば嫌われると耳が腐るほど聞いたので、むやみに尽くさないと肝に銘じるのですが、なぜか「見返りを求めていない?」と指摘されてしまいます。

これはもう無意識の思考と行動なのだろうなと、尽くし女みずから、愛と本音と幸せになる方法を分析します。

 

尽くしすぎの正体は「彼に喜んでほしい」

 

尽くし女は嫌われたくて過剰に尽くしているわけではありません。
自画自賛になってしまいますが……基本的にやさしくて面倒見が良く、細かなところも気が付くため、結果的に尽くすという行動に出やすいのだと思います。

 

また、そもそも何かしらの見返りを求める女性はさすがにウザいですが、無意識に尽くしてしまう女性は、純粋に「彼に喜んでほしい」と思っています。

物事を先回りして考えて動けるので、尽くさない女性に比べれば気が利いて、男性には「一緒にいてラク。安心できる」と思われるでしょう。

 

とはいえ、そうした特性は逆を言うと、お節介で相手に合わせることでしか恋愛ができず、起きてもいないことを杞憂しがち。

これらのネガティブ面が表裏一体になっているからこそ、尽くし女は地雷だといわれるのです。

 

尽くし女は「いいよ」と言いながらガマンする

 

尽くし女は彼の意志を尊重します。尊重するというより、ムリをしてでも彼の好きなようにさせてあげたいと思いがち。

それが勘違いの始まりではあるのですが、尽くし女は「嫌だ」「やりたくない」といった拒否が苦手で、好きな人を突き放すことがなかなかできません。

 

結局ガマンをして彼の好きにさせながら、胸のうちに不満を溜め込んでいくのです。

 

これも逆の表現をすれば、自己主張できず自分がない、自己肯定感が低いといえるのですが、そうなる理由を尽くし女は心の奥底に抱えています。

生まれ育った環境だったり、初恋の相手の影響だったりと理由はさまざまですが、「そうしなきゃいけない」という思い込みに縛られているため、直すのは容易ではないでしょう。自分で意識して考え方と行動パターンを変えていく必要があります。

 

ただ、「こんな私じゃダメだ。変わらなくちゃ!」と気づける尽くし女は、そう多くはいないはず。うまくいかない恋に悩み、同じ失敗を繰り返しているでしょうし、気づいていても無意識の思考と行動に、「またやってしまった」と絶望することが少なくないのです。

 

見返りを求める=もうガマンの限界

 

男性が指摘する「見返りを求めている」というのは、尽くし女から言わせてもらうと「ガマンの限界」です。

男性の目には、「ここまで尽くしたんだから見返りが欲しい」と映るのかもしれませんが、尽くし女としては「前から思っていた不満を伝えているだけ」だったりします。

 

そして、大抵の場合、ガマンの限界を迎えて不満をブチまける尽くし女は、この先も彼とうまくやっていこうとは思っていません。別れてもいいと考えるほど精神的に疲弊しているため、別れ話が出ても「あー、やっぱりな」と心の中でつぶやいています。

 

自覚がないまま尽くしてしまう女性ほど、見返りが欲しいとは思っていないんじゃないでしょうか。溜めに溜めた不満を口に出したら「見返りを求めている」とウザがられて、「は?」と自分と彼の認識の違いに驚くのです。

 

尽くされることを当然と思う彼とは付き合えない

 

尽くし女はなぜか俺様系の男性が好きです。自己肯定感が低いところがあるだけに、自信家タイプについ惹かれてしまうのでしょう。

 

でも、尽くされることにあぐらをかきやすい俺様彼氏とは、気持ちのすれ違いが起きやすいはず。

「俺は尽くしてほしいなんて言っていない。キミが勝手に尽くしただけなのに、見返りを求められても困る」と。

 

謙虚で尽くされることに敏感に反応する男性は、彼女がアレコレしてくれると「同じだけの気持ちを返してあげたい」と思って行動するでしょうが、俺様彼氏はそう考えません。

彼女が尽くすことを当たり前に感じて、注がれる愛情を垂れ流しにします。

 

つまり、尽くし女は俺様系の男性とは付き合わない方がいいということ。細かな親切も察してリアクションするタイプが合うのでしょう。

 

自分の愛し方を受け入れてくれる人を彼氏にする

 

私は、幸せな恋愛ができるかどうかは人選びの段階で決まると思っています。

自己肯定感が低いとか高いとか、自分の考えを主張できるかどうかは確かにネックになりますが、苦労して自分を変えなくても付き合える相手はいるはずなのです。

 

占い師として個人的な感想を述べるなら……太陽や月、金星が獅子座、天秤座にある男性は、尽くし女をウザく思いがちかもしれません。

 

尽くし女は自分が直感で好きになれる人ではなく、自分の恋愛観が合う人を吟味したほうがいいでしょう。愛し方が噛み合う相手であれば、尽くした想いは報われやすく、ウザいと言われずに幸せになれるはずです。

 

(ライター/沙木貴咲)

 

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