失恋の傷を癒やすスピリチュアルメソッド

こんにちは。マーメイドセラピスト富川めぐみです。

いつかはあの人への思いを手放さなければならない……それはわかっている。
だけれど、今もまだ胸の中には、確かに恋心が残っている。
この胸に生まれた大切な気持ちを忘れてしまうのは寂しい、フラれてしまって悔しい、恋を成就させる力のない自分が情けない。

そんな複雑な思いが頭と心の中でぐしゃぐしゃになって、失恋の傷を癒やそうにも、どこから手をつけていいかわからない――こうしたやるせなさを感じた経験が、あなたにはあるでしょうか。

無理やり恋心を忘れようと思っても難しいでしょう。
しかし、引き寄せの法則や宇宙のルールを味方につければ、無理なく自然に、そして簡単に失恋の傷を癒やせます。

今回は、富川流の
「宇宙のルールを味方にして失恋した心の傷を癒やし、現実を動かしていく方法」
についてお伝えしていきます。

無理なく失恋の傷を癒やす方法1. ノートに宣言する

まず、現実を動かすために、引き寄せの法則を使います。
現実は、今の自分の感情エネルギーと同等のものが引き寄せられて作られます。

ですから「もう失恋から立ち直っている私」の感情エネルギーを感じればいいのです。
そのために、未来の自分の姿をノートに宣言しましょう。
その際、以下のポイントに気をつけて宣言文を作ってください。

• 現在進行形または過去形で書くこと
• 最後に「ありがとう」と書いて、感謝のエネルギーを乗せること

例）

・私は、失恋の心の傷が癒えて穏やかな日々を送っています。ありがとうございます。

・私は、この失恋で大切なことに気づきました。そして、幸せな気持ちを取り戻し、毎日笑顔で過ごしています。ありがとうございます。

上の例を参考に、自分の心が一番ホッとする文章を作ってみましょう。
そして、書き記した未来の自分になったつもりでその文章を読み返し、感情を味わってみます。
みぞおちの辺りに温かさを感じたり、満たされた気持ちや感謝の念が湧いてきたりしたらOKです。

一方で、あまりピンとこなかったり満たされた感覚がなかったりする場合は、自分の納得がいく文章を作れるまで何度も文章を見直してみましょう。

無理なく失恋の傷を癒やす方法2. 無理やり忘れようとせず、現実をただ見つめてみる

“忘れること”にフォーカスするほど、意識やエネルギーは“忘れなければと追い立てられる現実”を作り出すものです。
ですから、失恋直後は「起こった事実だけをノートに書き出してみる」のをオススメします。

その際、感情について書くのはなるべく避けましょう。
なぜなら、感情に関する言葉を書くと、意識がそちらにフォーカスしてしまい、エネルギーがマイナスの方向に引っ張られてしまうからです。

＜よい例＞

・私は彼と付き合いたいと思っていた

・私は彼にフラれた

・告白したが、答えはノーだった

＜避けたほうがよい例＞

・私は彼が好きすぎて苦しい

・フラれて悲しい

・この先すてきな恋愛ができるのだろうかと考えてしまい不安

感情を抜きにして、淡々と失恋の現実を書き出したら、あとはよし悪しの判断をせず、ただその文章を眺めてください。
すると、あなたの胸の中にはさまざまな感情が湧いてくるでしょう。
その感情を、まあるいボールにして、胸で受け止め抱きしめるイメージをしてみてください。

そして、「いいよ、そう思っても。大丈夫」と、自分の心に優しい言葉をかけてあげてくださいね。

このワークをしていると、ときに悲しみや嫉妬、憎悪の念など、その存在をあまり認めたくない感情が湧いてくることもあります。

しかし、どうか目を背けないでください。
湧いてきた感情に、いいも悪いもありません。自由に感じていいのです。
「そうか、私の中にはそのような感情があったのか」
とただ事実として受け止め、心で感じる自由を自分に許可してあげてくださいね。

無理なく失恋の傷を癒やす方法3. あとは楽しく過ごすだけ

1のワークでは、現実を理想の状態へと導くための願いをかけました。
そして、2のワークで「今ここにある私」を認め、受け入れるプロセスを行いました。

最後にもう一つ、宇宙のルールを味方につけるために大切なお約束があります。
それは“あとは流れにお任せする”ということです。

ノートに書いてしっかりと感情を味わったら、もう宇宙はあなたの味方。
お願いをした時点で、現実はかなえられるために、すでに動き出しているのです。

ですから、書き出したことは忘れてしまってかまいません。
いったいどのようなプロセスで、どのように現実に変化が訪れるか……それは、宇宙のみが知ること。
あなたはただ、これから訪れる失恋を乗り越えた心晴れやかな日々を待っていればよいのです。

未来を楽しみにして心地よいエネルギーを出し続けるほうが、幸せな日々が現実化するスピードは早くなります。
友達と遊びに出かけたり、前からやりたいと思っていたことに挑戦したりするなど、意識して楽しむ時間を増やしていきましょう。

たったこれだけ？　――そう思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、宇宙のルールを味方にするなら、無理をして抗（あらが）わないほうがいいのです。
ただ、宇宙に委ね、自分にとってベストなタイミングで失恋の傷が癒えるのを待つ。
それが、遠回りに見えて、実は一番の近道なんですよ。

（富川めぐみ／ライター）

Photo by. canhtrinh67891

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