最近では、日本にいても外国人と出会う機会が多いですね。
外国人男性と映画やドラマのようなロマンチックな恋愛をしたいと思う女性もいるでしょう。
しかし、外国人がびっくりするような日本独特の恋愛観があります。
そして、ネットのコラムなどで書かれている「外国人の恋愛の仕方」も、必ずしも当てはまるとは言い難いのが事実。
国際恋愛をスムーズに進められるように、外国人から見るとびっくりな日本人の恋愛観についてお伝えします。
付き合う前にある告白儀式
日本人の恋愛では、「付き合ってください。」と正式に告白してから、お付き合いを始めることが、清い恋愛だと思われています。
外国人、特に欧米系の人たちの間では「告白」という概念がありません。
格式張った言葉よりも、お互いのフィーリング重視。
何度かデートを重ねて、お互いに良いと想い合っていれば、それは付き合っているということになります。
「彼女は僕のガールフレンド。」と友人や両親に紹介されるようであれば、間違えなく恋人同士でしょう。
なので、出会ってデートもしていないのに告白する日本人には「早すぎる!」とドン引きし、すでに何度もデートを重ねてお互い想い合っているのに告白をする日本人には「何を今更……」と驚くのが外国人男性です。
親に会わせるハードルの高さ
日本人の恋愛では、結婚を前提に考えている真剣交際になってから、お互いの両親に恋人を紹介するという感覚が強いと思います。
まして、外国人男性と付き合っているとなると、親の年代や価値観によっては慎重になる日本人女性も多いでしょう。
しかし外国では、付き合って間もない頃でも彼女を両親に紹介するのは、自然なこと。
日本人の恋愛観をよく知らない外国人男性は、恋人同士になっても、なかなか両親に会わせてくれない日本人女性に対して「僕のこと本気じゃないのかな?」なんて心配になることもあるとか。
そして、個人主義な欧米人の間では、元カノと彼の両親が仲が良い場合もあります。
こんな場合は、日本人感覚だと、少し嫉妬してしまいそうですね。
「I love you」には要注意
日本人よりも愛情表現が豊と言われる外国人男性との恋愛。
しかし「I love you」という時期には要注意です。
欧米人の間では、「I love you」という言葉はかなり重いんです。
主に、結婚を考えるほどの相手や、家族に対して使うものなので、付き合ってすぐに「I love you」を使ってしまうと、外国人彼氏をドン引きさせてしまう可能性があります。
世界的に「I love you」とすぐにいう男性は、軽い傾向にありますが、西洋化の進んだアジアの先進国の男性などは、「I love you」と欧米人より気軽に言うこともあります。
西洋人と違いアジア人の使う「I love you」は、日本人の感覚と同じように英語で愛を伝える言葉といえば「I love you」だろうという感覚なのでしょう。
デート代はワリカン?
欧米人とのではデート代はワリカンが当たり前という意見と、そうでないという意見の両方があります。
著者の経験では、どの国の男性であっても男性が半額以上支払い、女性は少しだけ支払うというパターンが多いです。
しかし、実際は相手と自分の関係性にもよります。
社会的地位もお金もあるような男性とのデートの場合は、男性が支払ってくれますし、それを断ることが失礼になる場合もあります。
また、長期旅行者という同等の立場であったり、お互いの社会的ポジションなど気にしない間柄であれば、どんなに年上の男性でも、割り勘デートもありえます。
外国人男性が日本人女性とのデートで驚いてしまうのは、頑なに奢られることを拒み、割り勘にすることです。
その気のない男性なら別ですが、デートをする仲なのに何故、奢らせてくれないの? と不思議に思うそうです。
さいごに
外国人が驚く日本独特の恋愛観はありますが、本当に愛し合っていれば、お互いの恋愛観の違いも受け入れられるものです。
しかし恋愛の初期段階では、誤解を招くこともあるので、信頼関係を得るまではすこし気をつけた方がいいでしょう。
(ライター/キタミカ)
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