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ラブホスタッフ上野と申します。

 

私が働くラブホテルという産業は「浮気」と「不倫」によって支えられていると言っても過言では御座いません。

 

カップルのお客様が最大になるクリスマス当日よりも、不倫のお客様が最大になる仕事納めの日の方が混むのはラブホテルの法則の1つ。

 

このことからもラブホテルが「浮気」と「不倫」によって支えられていることは明らかでしょう。
こう考えると浮気や不倫をされる方に足を向けて眠ることなど到底出来ません。

 

しかし、もしも本当に私が足を向けて眠れないのであれば、私は立って眠ることになってしまいます。

 

浮気や不倫のアンケートは正直な回答が得られにくいこともありなかなか本当のところは分かりませんが、避妊具メーカー大手の相模ゴムのアンケートによると、現状で浮気をしている方の割合は約20%。

 

生涯で1度でも浮気を経験する方の割合は約50%という統計もあることからも、私たちの直感よりもはるかに多い割合の方が浮気をされていることが分かります。

 

とはいえ、これから付き合おうとしている相手には浮気をして欲しくないと願うのは当然の感情でしょう。
出来ることならば、浮気をしない相手とお付き合いをしたいもので御座います。

 

そこで今回は「浮気をする男」の見抜き方についてご紹介をさせて頂きましょう。

 

浮気をする最大の原因は

 

犯罪件数と景気には明確な相関関係があることをご存知でしょうか?

 

これは日本に限った話ではなく、世界中のほぼ全ての国家で該当する傾向で御座います。
景気が良くなれば犯罪は減り、逆に景気が悪くなれば犯罪が増えるのです。

 

というのも犯罪の動機の多くには経済的困窮が御座います。
警視庁の統計によると犯罪の約8割が窃盗犯であり、殺人や傷害などの凶悪犯は全体の1%も御座いません。

 

経済的に豊かな方が窃盗を行わないのは基本的には当然の話。
逆に言えば生活に困窮すれば聖人だって盗みを働くことでしょう。

 

つまり、犯罪の最大の原因は”経済的困窮”という環境で御座います。
一部のサイコパスのような例外を除けば、全ての人間は追い込まれれば犯罪に走り、逆に生活が平穏ならば犯罪を致しません。

 

これは浮気も同じでしょう。

 

全ての人間は環境が整ってしまえば浮気をする。

環境に関係なく浮気をするようなヤバイ人間は極めて少数に限られます。

 

ですので、浮気をする人間を見抜くためには、その人間の性格や人格を見るのではなく、
その人間を取り巻く環境を見なくてはなりません。

 

浮気を誘発する環境にいる人間が浮気を行い、逆に浮気を誘発しない環境にいれば浮気を行わない。
もちろん環境に関係なく浮気をするタイプも存在しますが、それは例外なのであまりに参考になりません。
そういうヤバイ人は大抵の場合、同性からも嫌われているので比較的簡単に見抜くことが出来るでしょう。

 

浮気相手は会社と友人が圧倒的

 

もしも皆様の彼氏様が不潔で、ブサイクで、稼ぎも悪く、性格も歪んでいたとしたら、基本的に浮気を心配する必要はないでしょう。

 

それもそのはず、そもそも相手が見つからないのです。

 

1982年に発売されたヒロシ&キーボーのデビュー曲「3年目の浮気」の歌詞に「モテない男が好きなら、俺も考え直すぜ」という一節が御座いますが、ある意味でこの歌詞は真理でしょう。
モテない男を選んでおけば浮気をされる心配は御座いません。

 

しかし、それは本末転倒でしょう。

 

強盗にお金を盗まれることを恐れて金を燃やすような話で御座います。
そんなモテない男と付き合ってしまったら、浮気こそされないでしょうが幸せな生活など訪れません。
彼らは女を幸せにできそうもないからこそ、モテないので御座います。

 

モテと浮気の関係

 

ところで皆様は「男性のモテ」を構築する2つの要素をご存知でしょうか?

 

1つ目は本人の魅力。これは言うまでもありません。

 

重要なのは2つ目。

 

「周囲の女性の数」で御座います。

 

2007年に発生したリンゼイ・アン・ホーカーさん殺害事件はこのことを象徴する出来事であったでしょう。
犯人の市橋達也氏は全国的に指名手配をされ約2年後に逮捕されましたが、
彼の指名手配写真を見てファンクラブまで結成されたことで話題になりました。

 

このファンクラブの是非について問うつもりは御座いませんが、有名になるとどこからともなくファンが現れるのです。
人の好みは十人十色と言いますが、彼は指名手配されたことで良くも悪くも全国区に顔を知られることになりました。

 

つまり全国の人間が彼の顔を認知することになったのです。

 

この事件の動機は恋愛感情の縺れ(もつれ)でしたが、それを嘲笑うかのような出来事だったのかも知れません。
彼は全国区に顔を知られればファンクラブが出来るほどモテる顔をしていたのです。
そうにも関わらず、彼は顔を知られることなく人を殺してしまった。

 

彼に同情するつもりは御座いませんが、周囲に何人女性がいるかということがどれほど重要なのかを象徴するような出来事でしょう。

 

つまり浮気をする男の条件その1「周囲に女性が多い」で御座います。

 

 

さらに男性の浮気は、出会ってから日が浅い相手と発生することが多いそうですので、
周囲の女性の入れ替わりが激しいことも重要なポイントでしょう。

 

社会人の男性の出会いは、そのほとんどが仕事に関連するもので御座いますので、
職場環境的に新しい女性との出会いが多い業界は注意が必要かも知れません。

 

また女性の入れ替わりが激しければ激しいほど、女性同士のネットワークが弱まり、警戒が薄まります。
このこととからも女性の入れ替わりが激しい環境には注意が必要と言えます。

 

極めて入れ替わりが激しく、若い女性を毎年数千単位で雇用する金融業界。

 

魅力的な女性に囲まれることの多い広告業界。

 

ステレオタイプな基準では御座いますが、こういった業界に勤める男性はやはり浮気をしやすい環境にあると言えるかも知れません。

 

工場の生産性を上げる実験と浮気

 

ここで、工場の生産性に関する有名な実験をご紹介させて頂きたく思います。

 

とある工場で「照明の明るさと生産性」を調査する目的で実験が行われました。

 

結果は照明が暗いと生産性が下がるというもの。
暗いと人間の生産性は下がるということが分かったのです。

 

ですがもしもこの実験がそこで終わっていたら、これほど有名な実験にはならなかったことでしょう。

実は、この実験の結果を見ると照明の明るさとは全く別の結果が見えてきたのです。

 

「今日は照明の明るさで生産性がどう変わるか実験します」
というこの言葉を伝えた工場は、照明が明るかろうと暗かろうと生産性が向上致しました。

 

つまり、人間は「人から見られている」という感覚があると規律を正し、より道徳的な行動を取ろうとする傾向があるのです。

 

 

ホーソン効果と呼ばれるこの効果は犯罪においても重要な意味を持っています。

 

一般的な監視カメラはだいたい2万円くらいするのですが、これが結構バカになりません。

そもそも、監視カメラの映像は犯人逮捕に貢献することはあっても、犯罪を防ぐことにはあまり役立ちません。

監視カメラで重要なのは映像ではなく”そこにある”ということで御座います。

 

そこで生まれたのが”ダミーカメラ”

 

監視カメラと全く同じ形状をしていますが、中身は空っぽ。お値段は約500円。

 

しかし「監視カメラがある」ということだけで、ある程度の抑止力が見込めるのです。

 

 

これが浮気をしない環境その2。

 

人に見られる環境である、ということ。

 

もしも彼氏様の親友と皆様が仲良しであれば、彼氏様は浮気をし難いでしょう。
何故ならば親友という監視カメラがそこには存在するからで御座います。

 

浮気の入り口は「会社」と「友人」で御座いますので、この中に監視カメラを置けるような相手であれば「浮気をし難い相手」であると言えるでしょう。

 

浮気は誇りなのか

 

ここまで環境の話をさせて頂きましたが、最後に1つだけ本人の特徴による見分け方をご紹介させて頂きましょう。

 

浮気をしている男性は、浮気を誇る傾向が御座います。

 

「俺、今3人彼女がいるよ」と友人に自慢するような男性も決して少なくありません。

そんなことを自慢された男性は「彼女が可哀想」ではなく「羨ましい」「妬ましい」という感情に苛まれる傾向にあるでしょう。

 

自分がしたくても出来ないことを出来る人間のことを、人は否定します。

 

ブスは美女を妬み、貧乏人は金持ちのことを悪い奴だと罵倒する。

残念ながらこれは人間の本質的な特徴でしょう。

 

「浮気をしている人間を強く罵倒する」

 

これこそが浮気をする人間の特徴であると私は考えます。

 

浮気の話を聞いたときに、無関心であったり「彼女が可哀想」という感想を抱く人間は浮気に対しての関心が低いと言えるでしょう。

 

一方で浮気した人間を強く罵倒した人間は浮気に対して強い関心があることは間違いありません。
それが否定的な感情であったとしても、その裏にあるのは妬みや嫉妬かも知れないのです。

 

 

さて、相模ゴムの統計データに話を戻しましょう。

 

男性の浮気率は26%であるのに対して、女性の浮気率は16%
確かに男性の方が浮気率は高いのですが、この差は年々縮まっており、もしかすると近い将来逆転をしてしまうかも知れません。

 

それでは男女問わず、今回のコラムをここまでお読み頂いた皆様にお伺いさせて頂きます。

 

「自分は浮気をしやすい環境にいないだろうか?」
と自分のことを疑いましたでしょうか?

 

「自分の彼氏はどうだ?」「俺の彼女はどうだ?」「友人のAは?」と人のことばかり考えてはいないでしょうか?

 

「自分もまた浮気をしかねない人間である。だから注意をしなくては」

 

このことを心に思い浮かべることが出来ない方こそが「浮気をする人」なのではないかと私は思います。

 

(上野)

 

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