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喪女がありえないぐらいのイケメンに恋をしてしまった結果(後編)
喪女(モテない・恋愛経験が少ない女性)にとって、恋愛はハードルが高いものです。
しかし、喪女だって恋をすることもあります。
 
涼子さん(仮名)は35歳の派遣社員。これまで一度も恋愛をしたことがないRさんでしたが、ある日、ありえないぐらいのイケメンに恋をしてしまいます。
通常なら、モテない喪女とモデル級のイケメンが結ばれる確率はかなり低いですよね。
 
今回は、そんな低い賭けに果敢に挑んだ、涼子さんの実体験(後編)をご紹介します。
 
前編はこちら:喪女がありえないぐらいのイケメンに恋をしてしまった結果【前編】
 
前編の内容
 

35年間彼氏なしの喪女だった涼子さんが、英語力アップのために出向いた国際交流パーティーで、王子様のようなルックスの男性に一目惚れ。見とれていると彼が近づいてきて…
 

 

国際交流パーティーでの出会い。やはり高嶺の花の彼

 

「hi!」彼は私に近づいてそう軽く挨拶をしました。
近くで見る彼はやっぱりハンサムすぎて、ドキドキしてしまいました。
 
それから彼と私は様々な話をしました。彼の出身地であるニュージーランドは、私も留学経験があったため、話は盛り上がりました。
話の流れで彼は弁護士をしていること、日本ではたまにモデルの仕事をしていることも知りました。
 
それを聞いてちょっとがっかりしている自分にも気がつきました。弁護士でイケメンで優しそうで、こんな人はモテまくるに違いない、私とは住む世界が違う人だ、と思ったのです。
 
ふたりで話していると、ひとりのこれまたモデルみたいな美女がやってきて、彼に話しかけました。
あきらかに美女は彼にイチャイチャしていて、私は場違いみたいな気持ちになり、その場から逃げるように移動しました。
 

親友の後押しで、勇気を出してみた結果

 

親友たちはそんな私を見て、「楽しそうに話してたね」と言ったので、私は正直な気持ちを彼女たちに話しました。「もっと彼と話してみたい」と。
 
この場限りの関係なんて嫌だ、と強く感じましたが、どうしたらいいのかもわかりませんでした。親友は「連絡先、聞いた方がいいよ」と言いました。
 
それから1時間ほど、連絡先を聞きたいけれど、やっぱり無理、という葛藤が続きました。男性に自分から連絡先をきくなんてしたことがありません。
ましてや、あんな超イケメンに、自分が連絡先を聞いたら笑われるんじゃないか、という思いもありました。
 
でも、一世一代の勇気を出して、彼に近づき、連絡先を聞きました。彼は、快く教えてくれました。
 

押したら、案外、いけるもの?

 

連絡先をゲットした私は、その後、積極的に彼を誘いました。
とはいっても、最初は緊張してしまうので、親友と親友の彼氏も入れて、グループで遊びました。
 
彼は日本に来たばかりで、まだ友達もほとんどいない状態だったらしく、誘ったらいつでも来てくれました。
 
そんな風に遊ぶようになって三ヶ月経ったころ、私は勇気を出して、付き合ってほしい、と彼に言いました。すると彼は、「もう付き合ってると思っていた」とのこと。
聞くと、ニュージーランドには「告白」という文化がないそうで、彼は、すでに付き合っていると認識していたようでした。
 
自分がこんなにイケメンで優しくて素敵な彼氏ができるなんて思ってもみませんでした。半年前までは、一生彼氏はできないだろうなと思っていたのですから。人生ってわかりませんね。
 

行動が全てを変える

 

喪女だった涼子さんが、イケメン彼氏をゲットできたのは運ではありません。
涼子さんは自分から積極的に行動したのです。現状を変えたいなら、なんでもいいので動き出す必要がある、と言えるでしょう。
 
今来 今/ライター
 
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