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いつかは好きな人と理想の結婚がしたい! と思うのは女の、いや人の性。
しかし、結婚といえばやはり人生の一大事。慎重になるもの。

そこで、アラフォー既婚者の筆者から、いざ結婚してから後悔しないために結婚生活について考えておきたいことを、いくつかお伝えします。

 

結婚生活に、理想は大切。柔軟性はもっと大切

 

結婚生活に対してどんなイメージを持っているかは人それぞれ。
現実はやってみないと分からないところがありますが、やはり理想や希望、それもかなり具体的なものを思い描くことは大切です。

理想というか……目標と言ってもいいかもしれませんね。

 

そして、相手がある以上、その希望のすべてがかなうわけではないことも、大人女子ならすでに嫌というほど分かっているはず。
理想を大切にしつつも、相手の気持ちや目の前の現実に合わせて柔軟に対応していこう、という懐の深さが大切です。

 

といっても、なんだか漠然としていて分かりにくいでしょうか。

もっと具体的なところからご説明すると、理想の夫婦像がしっかり見えてくるかもしれません。

 

結婚前にチェック! お金のこと

 

いきなり現実的な話になっちゃいますが、まずはお金! お金が大切です。
金の切れ目が縁の切れ目、という言葉があるくらいですから。
どんな仲よしカップルでも、お金が理由で愛情が冷めるなんて、ざらにあることです。

 

これは、自分自身が結婚後も仕事を続けるのか否か、という話に直結します。
妊娠・出産・病気など、働けなくなったときのことや、将来に向けての貯蓄もふまえて、どのような生活をしたいのか、現実的にしっかり考えていきましょう。
このビジョンが、パートナーと生活面での話し合いをするときの材料となります。

 

また、結婚前に「自分自身」の財産を作っておくことをオススメします。

法律上、「結婚後に得た収入は夫婦の共有財産」となり、万が一離婚となったとき、半分は相手のものとなります。
ですが、それ以前に作った貯蓄は、自分自身のものとして守られます。

 

いきなり縁起でもない話ですが、
最愛の人と信じて結婚しても半年後に離婚しているケースだってありますし、不慮の事故から伴侶が亡くなる可能性だってあります。
「いざというときのためのお金」として、結婚資金とはまた別に貯金を持っておきましょう。

お金はいくら持っていても損はありませんし、配偶者に明かさない個人資産があってもいいのです。
「お守り」と思って、ある程度まとまった金額を婚前に貯めておくと安全です。

 

結婚前にチェック! 子どもについて

 

結婚生活を考えるにあたり、子どもをもちたいか否か、という部分を自分の中でハッキリさせておくと良いですよ。
いつ、何人ほしいのか、小中高の学校は公立か私立か、大学には進学させるのか? くらいのことは考えておいてもいいでしょう。

 

今は、子どもをもたない人生を選択することもできる時代です。
金銭面や老後の生活も含めてパートナーと何度も話し合い、気持ちのすり合わせをしておくことが大切です。

 

とはいえ、子どもは天からの授かりもの。
望んでもなかなか妊娠しないという夫婦もいれば、子どもを産むつもりがなかったのに突然授かる、という夫婦もあります。
こればかりは本当に、自分の思い通りになったらラッキー! という前提のもと、あらゆる可能性を考えておくとよさそうです。

 

結婚前にチェック! 両親・義両親との付き合い

 

それぞれの両親とどのようにお付き合いするか。
同居するのか別居か。
会う頻度はどのくらいで、子育てにどのように関わってもらいたいか。
など、ある程度決めておくと、のちのち困らないでしょう。

親との距離感は人ぞれぞれ違いますし、実家との距離が近かったり遠かったりと環境にも左右されます。
義両親との程よい距離感を、自分の中ではっきりさせておきましょう。

 

また、ゆくゆくは介護問題も出てきます。
万一のときにはどうする?
ホームや施設を頼る? 同居する?
など。
自分や配偶者の仕事も考えながら、可能であれば親が元気なうちに、よく話し合っておくと安心ですよ。

 

結婚後もお互いの世界を大切にするということ

 

家計を圧迫するほど趣味にお金をかけてしまうのは問題ですが、結婚後も自由になるお金と時間の範囲内で、趣味や人付き合いを楽しむことも大切です。
結婚するとなぜか忙しくなり、人間関係がどうしても狭くなりがち、という話をよく聞きます。筆者自身も経験してきました。
職場の人と夫の顔しか見ない毎日に、なんだか寂しさを感じたことがあります。

 

結婚しても自分の世界を大切にすることで、同時に相手の趣味や人間関係にも寛容になり、大切にしようと思えるようになります。
結果、不満の種が減って、夫婦円満に結びつくのです。

 

結婚したって結局は他人

 

結婚したからといっても、パートナーもしょせんは他人です。
もともとまったく違う環境に生まれ育った二人の間に、遠慮が必要でないわけがありません。

結婚したんだから、
「相手が自分に尽くして当たり前」
とか
「相手になにを言っても許される」
なんて勘違いしている人をたまに見かけますが、
結婚生活に必要なのは、妥協とか譲歩……以前の「尊重」と「距離感」です。

 

他人だからこそ、結婚前もその後も、たくさん話し合って解決していくべきことがあります。
その話し合いをスムーズにするのが、この「尊重」とこれまでお伝えしてきた「理想や希望の明確なイメージ」なのです。

 

……というわけで、
今パートナーがいる人も、いない人も、ちゃんと考えておきたい点をご紹介しました。

 

結婚生活は、家族という一つの組織を運営することでもあります。
配偶者は他人だからこそ、うまく折り合っていく気持ちが大切です。
それができれば、いつまでも恋人気分を保ちながら、長く愛を育んでいけるのではないかと思います。

 

(ライター/WriterPalm45)

 

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