突然ですが、結婚について「必要ないと思う」ことを聞いた【結婚観の調査】によると、1位は「結納」(48.3%)、2位に「住宅購入」(34.2%)、3位に「式や披露宴を挙げる」(31.1%)が挙がったそうです。(パートナーエージェント社調べ)
 
今の20〜30代前半の人は、この結果に「まぁ、そうだろうな」と納得する人も多いと思います。一方で「とはいえ、親がなんていうかなぁ」と思う人もいるでしょう。
 
これから結婚を考えている人に向けて僕が伝えたいのは、「親世代の意見を聞く必要は一切ないよ」ということです。
 

親世代の価値観

 
アラサー以下の親の世代が現役だった頃は、「24時間働けますか?」というリゲインのCMが流れるぐらいの、サラリーマン人生万歳の時代でした。
 
別にディスっているわけではなく、本当に大企業に入って(あるいは国家資格をとって)、マイホームを買い、定年まで勤め上げることが、成功のための近道だったのです。
 
それゆえ、親世代の価値観は「安定」「人と違うことはしない」「保守」に支配されています。
だからこそ、娘の相手の会社名や肩書きを気にするし、結納や両家顔合わせ、結婚式などの「形式」にこだわるのです。
つまり、「みんなやってるんだからウチもやらないと」という一種の強迫観念に毒されているのです。

「結婚の常識」はこれからどんどん変化する

 
親世代の人たちはそれでよかったかもしれません。しかし僕たちアラサー世代はそういうわけにはいきません。
人生100年時代、後70年も生きていくことを考えると、親世代の言う「常識」はいとも簡単にひっくり返ることが予想されます。
 
今でさえ、同性婚・事実婚・契約結婚・シェアハウス夫婦生活などのこれまでになかった結婚の形が出始めているのに、いつまでも親世代の「常識」に縛られていては、時代の変化についていくことはできません。
 

これから必要になるのはカスタマイズ婚

 
これからの時代の結婚には親世代の考える「みんながやっている」共通の答えがありません。
自分たちにとって必要なものと必要のないものを取捨選択し、カスタマイズしていくカスタマイズ婚が主流になるだろうと思われます。
自由になって選択の幅が広がることはいいことですが、ある意味では「自分で決めなきゃいけないストレス」も発生してくるでしょう。
 
まず僕たちに必要なのは、いろいろな結婚の形があることを知ること、その中でいいなぁと思ったあり方に、「なぜ自分はそう思うのか?」と自己分析することです。
それを言語化できると、自分と考えが近い人を自然と引き寄せるようになり、パートナーとの結婚観の不和を体験せずに済みます。
まさに、パズルのようにピースとピースがカチッとハマるような相手と結ばれるためにも、自分の結婚観について今のうちに深く掘り下げておきましょう。
 
(川口美樹/ライター)
 
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