実録！結婚式をしたくない男性の本音を聞いてみた

結婚式に乗り気じゃない男性って、女性と比べて多いと思いませんか？　それゆえ、結婚式の準備の際、彼があまり率先して動いてくれず「なんでもっと協力してくれないの！？」なんて喧嘩をしてしまった……という新婚夫婦の話をよく耳にします。

ところで、なぜ男性が結婚式に対して積極的にならないのか、その理由や本音を実際に聞いたことはありますでしょうか。

今回は、すでに結婚式を挙げられた既婚男性や、プロポーズを終えてまさに準備を始めようとしている婚約済みの男性から、「結婚式に対する本音」を色々とヒアリングしましたので、ご紹介していきたいと思います。

結婚式に乗り気じゃない理由①

おめかしをして人前に出るのが恥ずかしい

女性は、基本的に「かわいい服を着られたらうれしい！」と感じる方が多いかと思います。しかし、結婚式をしたがらない男性は、そもそもその感覚に共感ができないようです。

普段ちょっと気取ったファッションをするのでさえ気が引けるのに、タキシードや燕尾服のような非日常的的なフォーマルな服を着ることに、そもそも恐縮してしまうそう。どことなくコスプレをしているような感覚もあり、恥ずかしさを覚えるのだそうです。

そのうえ、その姿で大勢の人目にさらされることで、余計に心理的なハードルが高いと感じる様子。いつもとちょっと違う雰囲気の洋服を着ているだけで、「お前、今日なんかあるの？」なんて友達にからかわれている男性をよく見かけるので、格好よくキメた姿で友達に逢うことで、茶化されてしまうのではないかと感じることもあるでしょう。

たしかに、服装について周りから何か言われると恥ずかしくなる気持ちは、女性としてもわからなくはありませんね。

結婚式に乗り気じゃない理由２

「幸せですアピール」をしている気がして嫌

このケースは、SNS嫌いの男性に多く見られた意見です。元々SNSで日常的にリア充アピールをする人が苦手だと感じている男性にとっては、結婚式はその頂点であると感じる様子。

話を聞いた男性の中には、「本人たちが幸せならそれでいいじゃないですか。なぜわざわざ人に見せびらかす必要があるんでしょうか？」と聞いてくる方もいらっしゃいました。結婚とは、あくまで二人のプライベートな出来事である――ととらえている部分も大きいのでしょう。

確かにそう言われると、「みんなから祝福されたい」という気持ちの裏側には、多少なりとも虚栄心があるかもしれないですね。

結婚式に乗り気じゃない理由３

他のことにお金を使いたい

例えば、気が乗らない飲み会に無理やり参加させられた挙句、お勘定で自分が多めに払うことになったら、「なんだかもったいないお金の使い方をした気がするなぁ」と思ってしまうときもありますよね。

結婚式をそれと一緒にしないでほしいというご意見もあるかもしれませんが……男性にとってはそれと似たような感覚が少なからずあるようです。

これまで話したように、そもそも結婚式に対して苦手意識を持っている男性からしたら、それに数百万円という膨大なお金をかけること自体、理解ができないのでしょう。ある人は、「そのお金を使って二人で世界一周旅行に行った方が、大切な思い出も作れるし、人生経験にもなるからよっぽど価値があるように思える」と言っていました。

たしかに、「数百万円使っていいならば、ずっと欲しかったあれも買えるしこんなことだってできるし……」など、他にお金をかけたいことが頭に浮かんでくることもあるでしょう。結婚式で使う金額は、日常の出費と比べたら、それなりに大きなものですから、余計にそのように感じるはず。

ましてや男性が負担するぶんが多いとなると、余計に「お金がもったいないなぁ」なんて思ってしまうのかもしれませんね。

最後に

ここまでの話を読んで、あまりのロマンのなさに正直がっかりしてしまった方も少なくないかもしれません。しかし、そんな本音を持った彼らが、なぜ結婚式を挙げることに同意するのでしょうか。

話を聞いた男性たちは、口をそろえて「それで彼女が喜ぶのならやる」と言っていました。

結局、好きな人を喜ばせたいという愛があるからこそ、本音は乗り気でなくても承諾するのですね。どうか、彼があまり結婚式に乗り気じゃなかったとしても、あまり怒らないでいてあげてください。「結婚式をしよう」と決断してくれたそのことだけでも、彼女を大切に思い、心から愛していることに間違いはありません。

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