絶対に結婚したい女子に告ぐ！同棲は婚約してからするべき

こんにちは、沙木貴咲です。婚活をする女性の中には、結婚に失敗したくないという理由から、婚前同棲をする人も多いようです。でも、慎重に進めないと、一緒に住んだはいいけれど、彼氏に依存されるだけで結婚話がちっとも進まない……という状態になるかも。結婚を望んで同棲するなら、婚約してからのほうがいいんです。

なぜ婚約をしてから同棲したほうがいいのか？

理由は一つ。同棲をすると多くの場合、女性がメインで家事や家計を回し、彼氏は世話してもらう側に定着してしまうからです。

この関係性は、彼女と彼氏ではなく、お母さんと子どもというべき。面倒を見てもらうことに慣れて、安心してしまうと、彼氏の中で結婚の意志が揺らぐでしょう。

また、結婚の話がまったくない状態で同棲を始めてしまうと、入籍の日が近づくどころか、「彼と本当に結婚していいのかな？」と疑問を覚えるかもしれません。実家暮らしが長い彼氏であれば特に、家事をする習慣がないのもあり、同棲は女性だけに負担がかかる不利な生活になるはず。

結婚を望んで同棲するなら、彼氏とは婚約するべきですし、結婚が前提という話し合いをしなければ同棲する意味はないでしょう。

婚約すれば……男性は覚悟を決める

婚約して同棲をするのと、婚約しないで同棲をするのとでは何が違うのかというと、彼氏の意識です。

婚約ナシで彼女と一緒に住むなら、同棲は彼にとって、『三食昼寝付きの悠々生活』でしょう。何の責任もなく、家事をしてもらえて大好きな彼女もいるのですから、まさに天国！

でも、婚約して同棲するなら、彼氏は「一家の大黒柱になるカウントダウンが始まった」と考えるはず。

今どきは夫婦平等で、共働きも家事分担も当たり前ですが、女性の多くが妊娠・出産をすることを考えると、男性はやっぱりそれなりの責任を負うことになります。同棲はあくまで“プレ結婚”であり、彼女から夫としてふさわしいかどうかを見定められる状態でもあるのです。

彼女ばかりが家事をしていると「俺もやるよ」と気を遣ったり、職場ではより高い月収を得るために出世を望んだりするはず。婚約してからの同棲では、彼は結婚に向けての覚悟を固めていくのです。

婚前同棲で彼氏の何をチェックする？

彼氏と一緒に生活する中で確認したいことは一つではありません。

・自分に対する気遣いがあるか？

・金銭感覚はマトモか？

・家事はできるか？　できなくても「やろう」と努力できるか？

・致命的な悪癖がないか？（酒乱、ギャンブル狂、借金、浮気など）

恋人同士としてたまにデートするだけでは見えない部分が、同棲ではあらわになります。

同じ部屋で一緒に寝られないほどのいびき、寝相の悪さ、歯ぎしりなども、要チェックポイント。夫婦として生活していく上では、結構な問題になるはず。

同棲をしながら、「これが一生続くとしたら？」「もし子どもが産まれたら？」と、いろいろとシミュレーションすると良いかもしれません。

結婚とは、つまり生活そのもの

恋愛と結婚は違うといわれますが、何がどう違うって……結婚は生活そのものだということです。

「おはよう」から「おやすみ」まで、全部が夫婦生活だと思ってください。

そして、恋人として付き合っている間は特に問題にならないお金も、結婚においては重要なポイントになります。

彼氏の収入はそもそもいくらなのか、貯金はあるのか、借金は……？　という基本的なところから、生活の何にもっともお金を費やすのか、節約はできるのか、というところまで。結婚とお金は切っても切れないもの。慎重に見極める必要があるでしょう。

筆者は、結婚と離婚を経験し、そしてまた再婚を考える身です。だからこそ、婚前同棲はオススメしても、婚約は絶対に必要だと思うのです。

（沙木貴咲／ライター）

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