「いじめ」と聞くと子供同士で起こる問題と考えられますが、大人同士でもいじめは往々にして起こります。
なぜ、“いい年こいた大人”であってもいじめをするのでしょうか。今回は、いじめをする男性の幼稚な心理を心理カウンセラーの資格を持つ筆者がご紹介します。
 

 

優越感に浸りたい

 

いじめをすると自分がいじめられっ子より優位に立つことができるため、優越感に浸るために誰かをいじめます。
 
ストレスや欲求不満が溜まり、劣等感を味わっていると「自分は本当はすごいんだ!」という気持ちが強くなり、そのはけ口としていじめをしてしまうのです。
自己肯定感が低く、被害者意識が強い人にありがちな心理と言えます。
 
また、この心理は「いじめをする心理」だけでなく、同時に「いじめを止めない心理」でもあります。
誰かがいじめられている様子を見て、「下には下がいる」、「自分はマシな人間だ」と思えるからです。
 

友達と仲を深めたい

 

いじめをする人の中には、「友達を作りたい」、「友達に気に入られたい」という心理が根幹にあるケースも少なくありません。
友達と一緒に特定の人をいじめると“仲間意識”が芽生え、より仲を深めることが可能です。
 
言い換えると、いじめられっ子という“共通の敵”を作り出すことで、友達との共通意識を持つことができます。
 
あまり親しくない同僚と二人っきりで話しをしなければいけないシチュエーションを思い浮かべてください。好きな音楽や漫画などでは趣味がかみ合わないため盛り上がりにくいですが、“上司のウザいところ”だったらどうでしょうか?
 
つまり、友達付き合いを維持する、親睦を深めるために罪のない人を悪者にでっち上げて、いじめをする人もいます。
 

「いじってあげている」と思っている

 

バラエティー番組で展開されている“いじり”を真似して、結果的にいじめになっていることもあります。場を盛り上げようとするために、“デブいじり”や“ハゲいじり”といった、バラエティー番組でよく見かけるいじりを披露する人は学校や職場を問わずに珍しくありません。
 
こういう心理からいじめをする人は、悪気はないのですがそれと同時にお笑いのセンスもないので、いじられた人はただ傷つくだけになってしまいます。
 
中には、自分のつまらなさを棚に上げて「いじってあげたんだから美味しいだろ?」と横柄な態度をとる不届き者もちらほらと…。
全てのいじめに共通しますが、“出るところに出られるように” 会話を録音することをオススメします。
 

まとめ

 

いじめをする男性には様々な心理があります。いじめを受けている時は録音しつつ、「この人は劣等感を埋めようとしているんだな~」と心の中で思えるようになると、少し心が軽くなるので、ぜひ覚えておきましょう。
 
(高萩陽平/ライター)
 
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