【9月10日・魚座満月】が照らす「本当のあなた」

10日は魚座満月。目に見えないものを重視すると「次の展開」が見えてくるでしょう。

8月が何かと慌ただしかった人は、気持ちを落ち着かせて先の見通しが見えてくるはずです。

見えないものを大切にする満月

今回の満月は「潜在意識、イメージ、スピリチュアルな世界」をあらわす第12ハウスで起こります。
 
第12ハウスはうお座のホームグラウンドになるため、「情緒的、想像力、境界線を越える、ありのまま」という、うお座ならではの影響が出やすくなるでしょう。
 
ハッキリと自覚できなくても「こうしたほうが良さそう」と思ったら直感に従うといいですし、理屈では「こうしなくちゃいけない」と解っていても感情がついていかないことは手放すと良さそうです。
 
そんなうお座満月で意識したいポイントはこの5つ。
 
・直感で判断
 
・理屈より気持ちを大切に
 
・けじめをつけて身も心も軽く
 
・完璧を求めない
 
・「終わり」をポジティブに捉えて
 
心の感度を高めて、小さな変化・違和感も逃さずつかみ取ることが大切です。
 

満月は「満ち足りるがゆえに手放すタイミング」

満月とは満ち足りるタイミングですが、たとえばコップに水を入れすぎるとこぼれてしまうように、過剰なものは削ぎ落とされていくタイミングでもあります。
 
何となくでも結論が出ているなら中途半端に現状を維持する必要はないでしょう。
 
また、ぼんやりとでも潮時を感じることにはピリオドを打つと良さそうです。
 
忘れようとしても忘れられないわだかまりに悩まされていた人は、ふと気づくとモヤモヤが消えているかもしれません。
 
過去の話として気楽に話せるようになり、悔しさや悲しさといったネガティブ感情の呪縛から解放されるはずです。
 

未来につながる満月

今回の満月で得る気づきは、9月26日のてんびん座新月や、10月10日のおひつじ座満月につながっていきます。9月上旬で完結するわけではないんですね。
 
うお座満月で不要なものを手放し、スッキリした状態になるからこそ、てんびん座新月で新しい自分に出会えるでしょう。そして、一皮むけることで10月の頭には周囲に目を向けていけるはずです。
 
だから、今すぐに完璧な答えを求める必要はありません。曖昧なところがあっても、今のあなたにできることをすれば大丈夫。
 
些細な意識改革、ちょっとした行動でも、次のステージへ進むきっかけになります。
 
頭の中にイメージを思い描くことを何より大切に。イメージは言葉や行動となって現実を作り出すでしょう。
 

心の健康を整えて

10日のうお座満月でもっとも意識したいのは「心の健康」です。
 
コロナや不況により社会全体がストレスを抱えているような昨今ですが、我慢や妥協をしすぎると自滅につながります。とはいえ、自己主張が大事と好き勝手をすれば、非難されたり炎上したり。
 
そんな世知辛い世の中で心を健康に保つには、やはり愛が必要なのでしょう。
 
しらけるような青臭いことを言っているのは承知ですが、でもやっぱり、人を想い愛情をもって接することが内側から人間を強くするのです。
 
強さとは圧倒的な力を知らしめることではありません。弱さを理解して内包するからこそ、柔軟なしなやかさがにじみ出るのです。
  
うまくできないことがあってもいい。
 
完璧でない自分をありのまま認めることで強くなれる。
 
そんなメッセージをうお座満月は伝えています。
 
（沙木貴咲／占い師）
 
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