こんにちは。沙木貴咲です。初婚が38歳とか、45歳などというのは、今どき全然珍しくありません。エッセイストの阿川佐和子さんの60代婚、元東京都知事の猪瀬直樹さんと結婚した蜷川有紀さんの50代婚を見るに、「結婚はいつしてもいい」と思えてきますよね。

 

ただ、大人の女性が結婚を望むなら、20代女子とは少し感覚が違ってきます。

大切にしたいことや重視したい点が、アラフォーならでは……になるんです。

 

恋愛をするのではなく、家庭を持つ

 

恋愛と結婚は別物とよく言われますが、その通りです。恋愛をする感覚で夫候補を選び、恋人関係のまま夫婦になったなら、何かしらほころびが出てきます。

 

たとえば恋人同士であれば、彼氏がどんな仕事をしてどのくらい稼いでいるかは、自分に直接的に影響しませんが、夫婦であれば無視できない部分です。

また、多少「ウザいな」と感じる彼氏の趣味やこだわりが、結婚して同居したとたんに大問題に発展する可能性もあります。

 

そのため、相手選びをする段階から、「この人と一つ屋根の下で、おじいちゃん・おばあちゃんになるまで生活できるか?」を考えることが大事。恋のドキドキ感に頼るのではなく、冷静な分析やシミュレーションが必要だと気づくはずです。

 

「好き」が共通するんじゃなく「嫌い」が共通する人を選ぶ

 

年齢を重ねるほど人間は柔軟性を失っていくものですが、特に「嫌い」と「苦手」がひっくり返ることは珍しいといえます。アラフォーになって「嫌い」が「好き」になるケースは、まずないんじゃないでしょうか。

 

そのため、相手選びをする時も、好きなものが共通する人ではなく、嫌いなものや苦手なことが共通する人の方が、夫婦としてはうまくいくはず。

恋が始まってお互いに愛着が湧けば、「愛する人が好むものを好意的に受け入れる」ようになります。つまり、好きは増えるし柔軟に対応できるけれど、嫌いは変えられないということ。

 

たとえば、阪神ファンで巨人がどうしても好きになれないなら、阪神ファンよりアンチ巨人の男性を選んだ方が良いんです。

また、甘党で辛いものが苦手であれば、同じ甘党より辛いものが嫌いな人の方が、家庭生活は安定するでしょう。

 

老後が遠い未来じゃない

 

アラフォーの場合、老後の生活はそれほど遠いものではありません。筆者もアラフォーでネット婚活の経験がありますが、アラフォー女性にマッチングを求める男性は、40代半ばから50代がほとんどです。

30代後半男性は20代女性を狙いにいくので、定年がある程度予想できる男性が、夫候補になりやすいでしょう。

 

そのため、介護や老後資金を無視はできません。子どもを望まないとしても、「夫が定年になっても生活は安定しているのか?」「夫がもし病気になったら、どうする?」ということを、何となくでも考えておくと良いですよ。

 

また、自分たちが老後の生活に入る前に、夫や自分の両親の介護が必要になるかもしれません。そういう意味でも、“老い”を視野に入れて結婚を考えると安全だといえます。

 

さいごに

 

筆者は、30代で結婚したものの離婚して、アラフォーの今、婚活をしています。

実際に家庭生活を経験してわかるのは、結婚が「生活そのもの」だということ。

 

そこにドラマチックな要素や華やかさは必然ではありません。夫がイケメンであるとか、高収入であるというのは、「そうだったら良いかもしれないけど……」という補足要素でしかないんです。

 

大切なのはやっぱり、生活そのものが安定していて、夫婦関係が安定していること。信頼できる夫に、自然と思いやりを示せるなら、結婚の幸せをいつまでも実感できるに違いありません。

 

(沙木貴咲/ライター)

 

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