幸せになるヒント！「自分らしくいること」が難しい理由
「幸せになりたい」とは、誰にとっても共通の願いです。楽しく充実した人生を送ることができれば、どんなにいいかと思うはず。
また、幸せになるきっかけはいくつかあって、一つに限定しません。今回は、その中でも「自分らしくいること」について、人気占い師のイヴルルド遙華さんにお聞きしました。
自分らしくいることが難しい理由
イヴルルド遙華さん）自分らしさと自己中を混同する人は多いんじゃないでしょうか。自分らしくいることは、良い意味でわがままだということ。それをキチンと理解して、行動にあらわしている人だけが、幸せになれると思っています。
私はわがままって言葉が好きなんですが、わがままと自分勝手は違います。自分勝手は、「私だけが幸せになれればいい。他人はどうなろうと構わない」というスタンス。
でも、わがままに振舞うということは、自分に対して正直になり、ウソをつかない……つまり「自分らしくいる」という状態です。
たとえば、海外留学したいという夢があっても、「仕事をやめたら職場の人に迷惑をかけてしまう」とか「お金が十分貯まっていないからムリ」と動けないより、自分の気持ちにしたがって夢を叶えるための行動を起こしたほうが、幸せになれると思います。
自分の仕事を後輩に引き継いだり、親からお金を出してもらったりしても、夢を叶えて後悔のない人生を送ることのほうが大事なのでは？
誰かに迷惑をかけても、自分が夢を叶えたあとで幸せをおすそ分けすればいいですし、日頃から周りを気遣い、感謝の気持ちを示していれば、誰も迷惑をかけられていると文句をいうこともないでしょう。むしろ「頑張ってきて！」と応援してくれるはずです。
正直になって、自分らしくいることは、決して周囲に迷惑をかけることにはならないんです。自分らしくいることを、みんなに納得してもらい、共感してもらうことが大切です。
老後の心配をする前に、今どうするかを考える
イヴルルド遙華さん）人生は一度きりで、いつ何が起こるかわかりません。やりたいことがあるなら、シンプルに行動することが幸せにつながります。
「将来のために転職したい。でも今の仕事は安定しているし」と動かないでいると、時間だけが経ってしまいます。将来のためと思っても、何も変わらないまま将来が訪れたら、意味がありません。
老後の心配をする前に、今をどうにかしなければいけないんです。
こうなりたいと未来を思い描くことだけでなく、それを実現するために今を変えると考えてみましょう。未来は今につながっています。
変化するのを躊躇する気持ちはわかります。失敗するかもしれないとか、お金と時間をムダにするだけなら、挑戦しなければ良かったのに……と思うかもしれません。
でもそれは、行動を起こさなければどうなるかわからないし、行動を起こすなら失敗ではなく成功を目指して努力したいですよね。
失敗を回避しながら今を変えて、理想の未来を自分で創りだしていく。そういう考え方が幸せを引き寄せると思います。
人に感謝するから幸せになれる。
イヴルルド遙華さん）みんなが自分に親切にしてくれたり、引き立ててくれたりすると、「ありがとう」って感謝しますよね。でも、何かしてくれたから感謝するのではなく、日頃から感謝の気持ちを示すことが大事なんです。
自分の幸せを身近な人たちにも分けて、「みんなで幸せになろう」という考え方を、「損をする」と言う人がいます。でも、そうやって独り占めしても、本当に幸せにはなれません。
ピンチを迎えた時に、誰も助けてくれないでしょう。
人は誰でも一人で生きているわけではないのです。仕事でも何でも、他人との関わり合いで成り立っています。
だからこそ、普段から周りに感謝して、何でも分け合うことで、『幸せの連鎖』が生まれます。
たとえば、婚活しているなら、「自分を幸せにしてくれる男性と結婚したい」と望むのではなく、「自分が幸せにしてあげたいと思う男性と結ばれたい」と考えましょう。
仕事関係者には、「自分に利益をもたらしてほしい」ではなく、「一緒に成功しよう」というスタンスを示すといいですよ。
「良い意味でわがままになる」、「今を変えて理想の未来を創る」、「感謝することで幸せの連鎖を作り出す」。
この3つを心がければ、自分らしくなれて幸せを手に入れることもできそうです。
一度に3つを実行するのではなく、まずは1つだけでも行動に移してみてはいかがでしょうか？
（カナウ編集部）
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