
こんにちは、婚活FP山本です。
すでにあなたが婚活中ならば、ぜひとも気をつけて頂きたいのが『婚活疲れ』になります。また婚活支援をしている身からすると、この危険度を理解していない女性が多いと感じるのです。
そこで今回は、婚活疲れをしないために意識したいことをお伝えします。
あなたの婚活に、お役立てくださいませ。
疲れ切る前に決めてしまうことが一番大事
まずは結論からお伝えします。少し論点がズレますが、婚活疲れをしないためにも、婚活は『婚活疲れを起こす前に』決断することが一番大事です。
すでに婚活を始めている女性であれば、たとえ対象外であろうとも、おそらく何人かの男性から今、お声がかかっているのではないでしょうか。
婚活支援をしていて実感することなのですが、そもそも容姿やファッションセンスに問題があり、大幅な改善が必要な人以外は、基本的に「異性から求められる率」が大体決まっています。たとえば今、婚活イベントに参加して4人の男性からデートを求められているなら、何度出会いの場に足を運んでも求めてくれる男性は4人前後でしょう。「もっと候補がいてほしい」と望んでも、4人以上から声がかかることはほとんどないはずです。
また、自分を求めてくれる男性のスペックが、婚活を続けていく中で上がることもまずありません。
つまり、「今、自分を求めている男性たち」の中で、一番良いと思える男性に決めることが大事なのです。
『まだ運命の人に出会ってない』を理由にないものねだりをするのは、婚活疲れを起こす大きな原因になってしまいます。
そして、婚活市場において女性の年齢に対する男性の感覚は、女性が思っている以上にシビアな面も。婚活が長引くほど不利になるので、婚活疲れを起こす前に夫候補を見つけるようにしましょう。
婚活疲れは婚活離れを起こし、結婚が遠のく
女性からすれば「理想通りじゃないかもしれないけど、今いる男性の中で妥協しろ」と言っているように聞こえるかもしれません。そう思われても私が強く訴えているのは、婚活疲れは『婚活離れ』を起こし、婚活疲れから休み休みの婚活をするようになると、結婚に対する真剣度が低くなってしまうからなのです。
婚活離れも、休み休みの緩い婚活も、時間だけを浪費する行為。結婚が遠のくばかりです。
『理想を下げる』ことが極めて難しいことは承知しています。そして『下げるにしても(高めの)限度がある』ことも理解しています。
しかしそれでも、婚活疲れを起こしてムダに時間を過ごしてしまうと、待ち受けている未来は『生涯の独り身の人生』です。
そんな未来だけは、避けたいですよね。
疲れたタイミングで決断した女性を紹介
私の相談者に、30代前半の婚活女性、ナオコさん(仮名)がいました。
ナオコさんは当時、交際半年になる彼氏がおられましたが、結婚していいものか悩んで、私の元に相談に来られました。相談内容は、年収面を考えると彼でいいのかというもの。
ちなみに彼氏は、中堅企業に勤めていて、年収は約500万円でした。私はファイナンシャルプランナーの観点から、特に結婚しても問題ないとお伝えしましたが、それでもなお何か言いたげな様子。
聞いてみると『できれば、もう少し年収の高い男性に鞍替えしたい』とのことでした。
私は婚活市場の大局観や婚活疲れ、彼氏にフラれるリスクなどを伝えました。それでも気持ちは抑えられなかったようで、3カ月だけ、交際は続けたまま再度婚活をされることに。
すると、わずか半年で見事にモテなくなっている自分に気付いたのです。
ナオコさんは婚活疲れに陥り、さらに半年後、当初の彼氏との結婚を決意しました。不満があったはずの男性が、実は自分にとって一番条件の良い男性だったと知ったんですね。
まとめ
婚活疲れは婚活離れへと繋がる、危険な精神状態です。だからこそ、婚活疲れを起こす前に、しっかり決断することが重要となります。
疲れてしまう前に賢い選択をし、二人で作る「幸せな結婚」を現実のものにしていきましょう。
(婚活FP山本/ライター)
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