SNSでラブラブアピールをするカップルたち。見ていて「ウザい」と嫌がる人が多いのに、なぜ彼らは、自分たちのデートなどを周囲にシェアすることを止めないんでしょうか。自分がフリーで好きな人もいない場合、彼氏との仲をのろけられると、やっぱりイラッとしますよね。

 

彼らの心情を分析して、女友達がラブラブアピールしても「ウザい」と思わずに済む心の持ち方を考えてみます。

 

1.アピールすること自体もデートの一環

そもそも彼女らは誰に向けて発信しているんでしょうか……?

一番は、デートした彼氏に向けて。SNSに掲載することで思い出を再編集し、余韻を残せます。

 

言ってしまえば、第三者は最初から読者として想定されていないのです。誰かが「いいね!」してくれるのは、棚からボタ餅のような感覚でしょう。また、「いいね!」が付かなくてもぜんぜん気にしません。

 

逆に誰かに「ウザい」と言われれば、「別にあなたに見せつけてるつもりはない。見たくないなら見ないで」という反論になります。

……そう言われましても、不意に目に入ってくるだけで不快なんですけど、というコチラの意見はそっちのけなのです。

 

「わざわざ第三者に見えるようにしていること自体がおかしい。お互いだけ見えるよう、メール・LINEなどで個人的に送り合えばいいのでは」という意見もあって、確かにその通り。デート状況をSNSに掲載しないカップルのほうが、実際に多いでしょうから。

 

ただ、それがやりにくい場合もあるようです。

 

2.思い出補正のため

実は、デートがそれほど楽しくなかったというケース。それをわざわざ再編集して、「楽しかったね」と彼氏に直接アピールすることで、楽しくなかった記憶を打ち消そうとしているのです。

 

この場合の想定読者は自分たちだけで、彼氏にイイ関係であることを、共通認識として持ってもらいたいと必死なのでしょう。

これは例えば、あまり面白くなかった映画を、せっかくお金を払って観たのだからと、とりあえず「観てきました」とSNSでシェアする感覚と同じ。

 

さらに、第三者に「いいね!」されると、「こんなデートでも他人から見たら羨ましいんだ」と立ち直れます。逆に「ウザい、あまり楽しそうじゃない」と鋭い突っ込みが入ると、立ち直れなくなるほどのショックを与えてしまいます。ラブアピールはシェアする本人にとっても諸刃の剣なのです。

 

3.ただの衝動に任せて(理由なし)

1でも2でもない場合、突き詰めればシェアすることに理由はないのでしょう。単なる近況報告、「夕飯にこれ食べました」と料理の写真を載せるような感覚で掲載しているのだといえます。

 

自己満足、よく言えば自分のタイムラインをデザインするという意味もあるのかもしれません。ただ、これこそがSNSの本来の目的のはず。

一昔前に問題になった、職場で悪ふざけしている写真を掲載することに比べたら健全なのでは? 単に休みの日に好きな人と好きな所へ行くという、当たり前のことをしているだけ。それを咎めても仕方ないでしょう。

 

「ウザいから目的もなくシェアするな」と言うなら、そう言う側も気軽な投稿はできなくなります。あまり深く考えずにシェアできるのがSNSの魅力のはずなのに、妙な話です。ここは受け取る側の方が冷静になるべきかもしれません。

 

まとめ

人は自慢したがる生き物です。SNSの利用目的も、一つにはそれがあります。頻度の問題もあるでしょうが、ちょっと目に入った程度なら黙殺するのが賢明です。

 

特に、友達の幸せが喜べないのは、深層心理に自分は不幸だという刷り込みがある証拠。他人を妬んでも幸運にはなれないのです。「あいつウザいな」と毒を吐くより、女友達のハッピーアピールに便乗したほうが断然得です。

ほほえましい気持ちで「いいね」できたら、恋運気がアップするかもしれません。

 

(平原 学/ライター)

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