周りに合わせてしまう自分が嫌です……

 

【ご相談内容】ペンネーム:まりえさん(23歳 女性)

 

私は普段周りから「しっかりものキャラ」とか「サバサバ系のお姉さんキャラ」と言われているのですが、実際は全然そんな事なくて、うじうじ悩んだりしちゃうのに、どうしても周囲の期待にあわせて(みんながそうしてほしいと思ってる希望にあわせて)“しっかりものキャラ”を演じちゃいます。

 

さらに、大学のサークルでは“サバサバ系のお姉さんキャラ”、バイト先では“しっかりものキャラ”って感じで状況によってキャラを使い分けてしまっているので、本当の自分が何なのかも分からなくなって、もう疲れちゃいました。

 

こんな私に、何か「こうするといいよ」というコツやアドバイスを教えてください。

 

 

ダメダメな自分をさらけ出すことはできますか?

 

まりえさん、ご相談ありがとうございます。
周囲から求められているキャラクターが、自分の本来の姿とは違うものであり、しかもその“本来の姿”がなんなのかもわからないから不安になっている……そのお気持ち、とてもよくわかります。僕にもそういった時期がありました。
 
まりえさんが、本来の自分ではないキャラを演じるのに疲れるのは、“どうしようもないダメダメな自分”をさらけ出せる相手がないのが原因だと思われます。
 
たった一人でも、そんなまりえさんを肯定してくれる人がいるだけで、おそらく今の悩みの8割は解決するであろうと思います。
別に異性である必要も、家族である必要もありません。先輩や上司・親友など、信頼できる誰かにダメな自分を見せることはできないでしょうか?
 

しっかりものを演じてしまう理由は“失敗が怖い”から

 

そうは言っても、しっかりものじゃない自分をさらけ出すのには、抵抗があるかもしれません。なぜなら私たちは「しっかりものであれ」と教育されてきているからです。
今の義務教育では欠点や苦手分野があることを責められ、そこを直すように改善を迫られます。
 
そのため“できないこと”“ダメなこと”“失敗すること”を人に見せるのが、知らず知らずに怖くなってしまっているんですね。
だからついつい「しっかりものでいよう」としてしまうんです。
 

“色んなキャラ”が合わさって“一つのキャラ”になる

 

僕から言えることは、そのまりえさんが周囲から求められている“しっかりものキャラ”も“サバサバ系のお姉さんキャラ”も、れっきとしたまりえさんの“キャラ”だということ、そしてそれを否定せずに認めた方がいい、ということです。
 
そもそも人のキャラクター=人間性というものは非常に複雑であり、大胆である一方で繊細であり、神経質でありながら楽観的である、といったような矛盾した特徴を併せ持っているのが“普通”です。
 
ですから、人それぞれのキャラクターは「わたしってこんな人」と一言で言い表せるものではなく、“自分で思う自分”“他人から思われる自分”“自分も他人もまだ知らない自分”などのいろんな要素が合わさって形成されているのです。
 

演じているのは“仮の姿”ではなく“本来の姿の一部”

 

今の自分が演じている“キャラ”が、「本来の自分ではない」と思ってしまうと辛くなります。
まだ見えていない“本来の自分の一部”が、“しっかりもの”“サバサバ系のお姉さん”として他人からは見えていると、認識を変えて見てください。
 
しっかりものの自分も、しっかりものなんかじゃない自分も、等しく自分である。まずはそう思うようにしましょう。
そう思うことで、他人からどう見られているのか? という客観的な視点を失わず、自分の本来の姿を見つけるのにも役立てることができます。
 

自分が何者なのかを見極める方法

 

さて、辛さの原因がわかったところで肝心の「何をどうするといいのか?」「その本来の自分とやらはどうやって見つけるのか?」というアドバイスに関してですが、僕は“20代に仕事を思いっきりやる”ことをオススメしています。
 
自分のアイデンティティは他者への貢献とその反応によって形成される面があります。
自分が何にやりがいを感じ、どういう仕事をすると楽しくなり、どんな反応が出ると達成感を感じるのか? 仕事を通じながら観察していくのです。
 
もちろん恋愛でも磨かれなくはないですが、恋愛は「めんどくさくなったら別れてしまえばいい」という逃げ道があります。
それよりも“否が応でも向き合わなければならない”仕事の方が、自分が何者なのか? を自問自答しやすいんです。
 

仕事でたくさんの挫折を味わおう

 

仕事の方が“挫折”を味わう回数が多いはず。
挫折を味わう回数が多ければ、当然“ダメダメな自分”を突きつけられる回数も増えます。
 
そうして挫折したとき、信頼できる相手に“ダメダメな自分”をさらけ出せるかどうか? が肝になります。
踏ん張って踏ん張って踏ん張ってそれでもできなくて、ぐちゃぐちゃになった時に自分を肯定してくれる人がいると、「どんな私であってもいいんだ」と自分を肯定できるようになるでしょう。
その時初めて「私とは何か?」というアイデンティティが確立されるのです。
 

自分の“キャラ”が確立されるまで10年はかかる

 

まりえさんはこれから社会人になろうとしている段階ですよね。
人の精神性が本格的に形成されるのは“20代まで”と言われています。
 
30歳になったら人間はよっぽどのことがない限り変われません。できるだけ自分を高められる環境に身をおいてください。
20代の頃に自分に投資することをサボると、30歳以降もずっと“他人の目を気にして自分ではない自分を演じ続ける”ことになります。
 
本当の自分が見つかるまでには10年くらいかかると思っていた方がいいです。
10年も!? と思うかもしれませんが、何十年も自分の軸と向き合わないまま、死ぬまで他人に振り回されて生きていく人もたくさんいるなか、10年で見つかるなら御の字です。見つかった後の人生の安心感と楽しさは半端じゃありません。10年かける価値は十分にあります。
 
“見つからないこと”に辛さを感じるのではなく、“見つけられること”に希望を感じてくださいね。
 
(川口美樹 /ライター)
 
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