男女の恋愛においては、女性目線でうまくいっていると思っていても、男性目線ではうまくいっていない、なんてことはけっこう起こります。(その逆もまた然り)

 

よくあるのは二人の求めているものが、「居心地の良さ」と「トキメキ」で異なる場合。

 

片方は、「一緒にいて居心地がいい。すごく楽。こんなにリラックスできる人は他にいない」と思って満足していても、

もう片方は「もうなんか家族みたいになってしまっていて、恋人としてのトキメキを感じない」と不満に感じている。

 

実際に、それが不満として吹き出したときには「浮気」がなされていたり、最悪の場合「別れ」になってしまったりすることも。

 

この「二人の見ている世界のズレ」問題が起こる前に気づく方法はないものでしょうか?

 

コイバナをする人の中に異性を交えよう

 

恋人ができる前のコイバナには、一般論(男はこう考える、女はこう思うなど)が頻出しますが、恋人ができた後のコイバナには主観が占められやすくなります。

 

どうしても、「自分→相手」の目線でしか物事を考えられなくなりなり、客観的に二人の関係を俯瞰する視点が抜けやすくなってしまうものです。

 

また恋人がいる人はいる人同士で、いない人はいない人同士で集まってしまうのも、主観的になりやすい原因です。

 

そのため付き合えた時こそ「自分たちが世間から見てどのように見える関係なのか?」という第三者の視点は忘れないようにすべきでしょう。

 

もちろん、世間の目を気にしすぎて自分の主張を押し殺してしまうのは本末転倒ですが、世間の目を気にしなさすぎるのも問題です。

 

自分の価値観と真逆の人もフォローする

 

今の時代、SNSで気軽にいろんな人の情報に触れることができます。

 

そこで「自分の好きな人」だけをフォローするのではなく、「自分の嫌いな人」あるいは「自分の嫌いな人の意見を共有する人」をフォローすると、自分とは全く違った視線で世の中を見ている人たちの存在に気付きやすくなります。

 

参考にしている恋愛情報発信をしているアカウントがあれば、その逆を行くような情報もきっちり自分のタイムラインに現れるように意図的にする。

 

これが「自分の目線」だけで世界を見ないようにするトレーニングなります。

 

僕もこれはかなり意図的にそうしているのですが、「妻も案外こう思うかもなぁ」とか「やっぱり女性はこうして欲しいのかな」とか言った具合に、自分以外の視線にアンテナが立ちやすくなるのです。

 

相手は他人である、という前提

 

「どんなに信頼している人でも、どんなに付き合いの長い人でも、どんな人でも自分とは違う他人である」

僕たちは、その当たり前の事実を、ついつい忘れがちです。

 

目的は同じでも「見えている道筋・目的の達成手段」が全然違う、ということもよくあります。

冒頭の例のようにどんなに仲の良いカップルでも、「居心地の良さ」と「トキメキ」では、やはりズレが生じてきてしまうのです。

 

恋愛は100人いれば100通りの意見があるので、全ての人の意見を聞くことはできません。

 

しかし、せめて「自分とは違う性」の人の意見を聞いておく習慣を持つことができれば、そのズレに気付きやすくなります。

 

相手はあくまでも他人である。この大前提を忘れずにいれば、恋愛は大きな問題もなく進められると僕は考えています。

 

(川口美樹 /ライター)

 

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