仕事帰りに花束を買ってくる。酔ったふりをして「●●ちゃん帰ったヨ~」と、妻をちゃん付けで叫ぶ。空になった弁当箱の中にお花を詰める……。
長年同棲中の彼氏や旦那さんから、突然こんなことをされたら、どうしますか? ひょっとしたら、彼が彼女への愛情表現を模索していたり、愛妻家になるための冒険に繰り出したりしている最中なのかもしれません。
「彼女を大事にしてくれる彼氏」や「愛妻家」になってもらうためには、そんな彼なりの愛情表現に気づいてあげることが大事です。今回は、愛妻家へのススメが描かれている書籍『サラリーマン妻夫木マモルの愛妻生活』(マンガ・田中光/監修・日本愛妻家協会、小高千枝/発行・株式会社竹書房)を読み、男性特有の愛情表現について学んでみましょう。
男性同士でつるむのも、愛妻家になるための一歩?
グループを作るのは女性に多いですが、男性だってグループを作ります。特に、みんなでなにか事を起こそうとするとき。
本書で「愛妻家」(あるいは、彼女を大事にする彼氏)になるための下準備として、まず書かれているのも、チームを組むということです。
「なんで愛妻家になるために、わざわざ仲間をつくらなきゃならないの」と思ってしまうかもしれません。しかし、女性と違って男性は、何かを始めようとするときにキッカケを欲す生き物なのです。同じ方向に向かって進む仲間を集めるということは、男性にとってこれ以上ないきっかけ作りになります。
「奥さん一人を喜ばせるために、わざわざグループを作って励まし合わなきゃいけないなんて。何だか子どもみたい」などと呆れず、温かく見守ってあげましょう。