略奪愛は幸せになれるのか

彼女がいる男性や、既婚者の男性を好きになってしまった場合、皆さんはどうしますか?

彼との曖昧な関係で、なんとなく自分の気持ちをごまかし続けますか?

それとも、潔く（いさぎよく）諦めて、次の恋に目を向けますか?

または、思い切って略奪し、彼と幸せになりたいと思いますか?

誰かの幸せを壊し、奪ってまでして自分が幸せになれる権利があるのか?

と悩むようでしたら略奪愛は向いていないでしょう。

例えば、慰謝料や養育費などの負担が、思った以上に大きく生活を圧迫し、略奪愛を貫いたことに、後悔をしているという話も耳にします。

略奪愛に伴う人生のリスクは沢山ありますが、そんな困難を乗り越え、略奪愛で幸せになれるヒントをお伝えします。

人間関係の悪化

あなたの略奪愛の行為に、賛同できない友人が離れていく可能性は大いにあります。

特に、彼とあなたの仕事やプライベートの人間関係の距離が近いほど、このリスクは覚悟しておいた方が良いでしょう。

彼の彼女や奥さんと共通の人間関係がいる場合はなおさらです。

周囲の人間は、あなたのことを、人から幸せを奪うような女性だと思い、彼のことを、簡単に他の女性に気持ちが揺らぐダラシのない男性だと思うかもしれません。

それでも、あなたが、人目や噂などを気にすることなく、彼への愛を貫けるのであれば大丈夫です。

また、人間関係の中で、風当たりが強くなり、一時的に孤独な立場となってしまっても、自分の決めたことだからと、堂々としていられる精神力も必要だと思います。

誰かに彼を略奪されるかもしれない不安

自分が相手にしたことは、再びカタチを変えて自分に返ってくる「因果応報」の法則を知っていますか？

もしあなたが因果応報を信じているならば、略奪愛に成功して、彼の本命彼女や妻になれたとしても、自分も誰かに彼を略奪されてしまうのではないか?　という不安と戦わなければいけません。

もし、略奪愛したことによる、後ろめたさや、後悔が長く続けば、せっかく両思いになれた彼との関係の悪化につながることもあるでしょう。

略奪愛で幸せになりたいならば、略奪した彼の元彼女や元奥さんへの、罪悪感は早めに消し去りましょう。

そうすることで、彼が再び誰かに略奪されてしまうかもしれない不安も減ってゆきます。

彼を略奪できたなら、過去は過去と割り切り、今現在の、あなたと彼の愛情関係構に焦点を当てるべきです。

しかし、彼の浮気性の性格が要因で、あなたの略奪愛が成功したならば、あなたも彼を略奪されてしまう立場になる可能性は高いです。

逆に、そうでなければ、安心してください。

恋人と別れたり、離婚したりするのには、大変な労力、精神力がいります。

それを乗り越えてでも、彼があなたと一緒に幸せになりたかったということなのです。

略奪してみたら気持ちが冷めた

略奪愛が成功するまでは、物凄く彼を愛していたのに、いざ略奪が成功してみたら、スッカリ彼への気持ちが冷めてしまったという女性も中にはいると思います。

この場合は論外です。

本当は、略奪愛を決行する前に、彼のことが本当に好きなのか、それとも、誰かから彼を奪い、優越感を味わいたいだけなのか、ハッキリと区別する必要があります。

自分の手の届かないものへの憧れや、執着、人のものを羨ましく思う心理から彼を好きだと思い込んでいる場合だと、周囲の人間を振り回して、信頼、信用関係を失い、自分も相手も傷つけ終わるだけです。

このような女性の場合は、他人との愛情形成の仕方に歪みがあるのかもしれません。

幼少期に、親や身近な大人の人との関係性、経験の中で、何かしらのトラウマが原因であったりします。

幸せになりたければ、自分をゆっくりと見つめ直すべきでしょう。

さいごに

略奪愛は、悪い行為だと考え、「誰かの幸せを奪ってまでして、幸せになれる訳がない。」という意見の人も多いと思います。

しかし、実際に、略奪愛、略奪婚をして、幸せな人生の再スタートを歩んでいるカップルも多くいます。

略奪愛をするならば、腹をくくり、後悔をせず、絶対に幸せになってやるという強い意志と、困難に立ち向かう精神力を忘れてはいけません。

また、再婚や、周囲の人に公表するタイミングなども計画的に、状況を見ながら進めて行く必要があります。

つまり、略奪愛でも幸せを掴めるかどうかは、あなた次第なのです。

（ライター／キタミカ）

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