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「友達は恋愛したり結婚したりしているけれど、自分は一切縁がない。それよりも〇〇している方が楽しい!」という女性は少なくないでしょう。
 
今回は、「恋愛よりも大切なものがあるけれど、このままでいいのかな」と迷っている方にお伝えしたいことを書きます。
 

 

恋愛よりも〇〇を優先。このままでいい? 恋愛はどうやってできたのか

 

結論を先に申し上げると、筆者はそのままでいいと思います。
恋愛や結婚をみんなするべきだ、皆しているよね、という考えの方が、間違っているのかもしれません。
 
そもそも、なぜ恋愛、という概念ができたのかをご存知ですか?
 
恋愛というのは、明治時代にLOVEの翻訳語として日本に導入された言葉です。
それまでは、恋愛という言葉はありませんでした。
 
代わりに色や欲という言葉はありましたが、これは、男性と遊女との間で使われることばであり、素人の女性が使える恋愛に該当する言葉はなかったのです。
 
恋愛という言葉が出てくる以前は、結婚は親が決めた相手とするものであり、恋愛結婚などは想定されていませんでした。
 
その後、明治の末期から大正にかけて、自分で相手を決められる恋愛結婚が主流になり、そこで恋愛ブームが巻き起こることになります。
 
なぜ恋愛がブームになったかというと、それまでは、親の決めた相手としかできなかったことが、自分で決められるようになった、という喜びがあったからです。
 
そして、ロマンチック・ラブ・イデオロギーが普及します。
 

ロマンチック・ラブ・イデオロギーとは

 

ロマンチック・ラブ・イデオロギーとは、恋愛した相手と結婚し、出産することが素晴らしいことだ、とするイデオロギーのことです。
 
このイデオロギーは当時の社会にとって、とても都合がいいことでした。
なぜなら、結婚することによって家父長制を維持しやすくなり、当時の社会が認めていない形の愛を抑制する事ができたからです。
 
恋愛や結婚というのは、「するのが自然なこと」のように思われていますが、時代とともに変わるものであり、誰かの利益によって押し付けられてきたイデオロギーにすぎない、と見ることもできる、というわけです。
 
また、恋愛は男らしさ・女らしさを再生産するイデオロギーだとも言われています。
異性とデートするとき、いつもより女らしくしてしまったり、女っぽさを知らず知らず演じてしまった、という人は多いでしょう。
 
つまり、恋愛には、女らしさの規範に沿う演技を自分に強いる、という側面があるのです。
 

恋愛至上主義ではないことは、自分らしくいられる、ということ

 

恋愛には平凡な毎日に刺激をもたらしたり、幸福感を得られたり、といったメリットがあります。
 
ですが、それは当たり前のことではありません。
 
「恋愛というものがあることになっている」「恋愛して結婚することが幸せだよ、ということになっている」だけであり、そのことと、あなたの幸せとはまったく関係のないことといえるはずです。
 
その意味で、恋愛よりも愛するものがあるあなたは、とても幸せな人です。
 
恋愛っていいものだよ、という外部からの声に惑わされず、自分にとって大切なものを見つけることができたあなたには、周囲の声に惑わされずに、自分自身が幸せだと感じる道に進んでいってもらいたいと思います。

 

今来 今/ライター

 

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